**目的
「第123回 ATI/AMDでも動画再生支援機能を使用する」を参考にして 動画再生支援を利用してみたいと思います。
**材料
– ThinkPad x100e (Ubuntu 10.04)
— CPU:MV-40(i686)
— 780G + Radeon HD 3200
— ati-driver-installer-10-7-x86
** インストール
「第123回 ATI/AMDでも動画再生支援機能を使用する」に書いてある通り。ただ今回は、[システム]-[システム管理]-[ハードウェア・ドライバ]にある[ATI/AMD プロプライエタリ FGLRX グラフィックスドライバ]はインストールせず、事前にati-driver-installerをインストールしています。
– 最新版のlibvaをビルド・インストール。
— ただ、ビルド時にエラーが発生した。(dpkg-shlibdeps: error: no dependency information found for /usr/lib/libGL.so.1)ので
検索をした結果 libvaディレクトリ内にあるdebian/shlibs.localに以下のことを書いて、エラーを回避しました。
>|text|
libGL 1 libgl1-mesa-glx | libgl1 | fglrx-glx
||<
- 最新版のxvba-videoを定位置に置く。
- 最新版のmplayer-vaapiをビルド・インストール。
** 動画を見てみる
Big Buck Bunny をサンプル動画としてtopコマンドを用い、xorgとmplayerのCPU使用率を比べてみた。
|vaapi|Xorg|mplayer|
|無効|11-15%|14-31%|
|有効|12-14%|9-10%|
目視での数値だがだいたいこのぐらいたった。
比べてみるとmplayerの負荷が減っていることが分かる。
わーい 使える使える。